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Facebookに増えるマルウェアウィルス

Facebookを利用している時に『乗っ取りにあった』なんて話を聞くことはないですか?
あれは、実はほとんどが乗っ取りではなくウィルスによる仕業ってご存知ですか?

乗っ取りとウィルスの違い

乗っ取りとは、ID・パスを何らかの方法で入手し、そのID・パスでログインしてしまう行為です。日本では、不正アクセス行為の禁止等に関する法律(不正アクセス禁止法)と呼ばれる法律があり、違反した場合は三年以下の懲役又は百万円以下の罰金となります。乗っ取りで多かったのはFacebookではなくLINEで、片っ端からメッセージを送りたくみにコンビニなどで電子マネーを購入してもらいIDを送ってもらう詐欺事件が多く発生した事もありました。

マルウェアウィルスとは?総称でコンピューターウィルスなどと呼ばれたりもするパソコンが感染するウィルスです。現在(2022年)はまだ新型コロナウイルスが猛威をふるっているため表記を分けウィルスと表記します。このコンピューターウィルスの中では近年日本に多い、『ランサムウェア』と呼ばれる身代金を要求するタイプや、遠隔操作をするタイプ、何もせず動向を報告し続けるスパイウィルスなど様々なタイプがあります。そして、このウィルスでFacebookで多いのが友達登録されている人に、DMを送ったり、タグ付けした変な投稿をするパターンが多く発生しております。Facebookでは、遠隔操作なども聞くことがなく、ほとんどがこの自動で何か悪さをするマルウェアによるものが多いです。

被害にあった場合

Facebookの場合は、

  1. パスワードの変更
  2. ウィルスソフトのスキャン
  3. 被害にあった人達への謝罪の連絡

以上が良いです。

忘れがちなのが、3の被害者への謝罪です。このウィルスによる被害に合われた方のほとんどが自分が被害者だと思ってる人がいますが、被害者は迷惑を受けた人です。

なぜならFacebookのウィルス被害は何もしなければ発生しないためです。

  • 無料のアプリをダウンロードした
  • 診断アプリやサイトを利用した
  • 怪しいサイトやURLをクリックした

このような行為があった可能性があります。ウィルスはサイトにアクセスしたらすぐ何か問題を起こすとは限りません。ウィルスが発症するための特定時刻や一定時間、処理回数などの条件をあらかじめ記憶させ、それらの条件が満たされるまで症状を出さない機能も存在します。
近年では、スマホのアプリの中にマルウェアウィルスが含まれていたことや、中国製のスマートフォンの中に予め仕組まれていたことなどがニュースでも取り上げられてました。

多いFacebookのウィルス

これは、タグ付けをして投稿を見に来させるものです。『あなたのプロフィールを見た人を見る』をクリックするとウィルスに感染する恐れがあります。この投稿やコメント欄は、投稿主の作業ではなくウィルスによる自動作成です。
 

これは上記に比べたら数が少ないですが、同じくタグ付けのタイプです。URLをクリックしたらアウトなので注意してください。

他には、『これはあなたですか?』などURLのクリックを誘導する文章をDMで送りつけるタイプもあります。

対策

  • 診断アプリをやらない
  • FacebookやInstagramに付随するアプリはやらない
  • SNS連動型のアプリは注意
  • 送られてきたURLはクリックせず送り主に『これは何か?』確認をする
    ※ウィルスの場合は丁寧に説明をしたりできない可能性が高いです。片言の日本語の場合や話がおかしい時は注意です。

日本に増えているサイバー攻撃

現在日本に増えているタイプは、メールでURLやファイルを開かせるタイプが圧倒的に多いです。メールの中に登録された知り合いからエクセルやワードが添付され、請求書を送ります。見積書を送りますなど書かれたメールが届きます。そのファイルをダウンロードしたら終わりです。日本で発生しているランサムウェア(身代金)の大半が、このようなメールを従業員や家族が開くことが多いです。

ダウンロード、インストール、URLのクリック、SNSの連動などは注意してください。

教えてイルミス

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