「SNS採用を導入したら、どんな感じになるのか予想もつかない…」
「採用にSNSを使っている会社って本当にあるの？」
「SNS担当者に採用事例を参考として見せたい」
SNS採用の便利さは知っているけど、実際の導入後にどんな未来が待っているのかってなかなか想像がつきませんよね。
そこで今回は、実際にSNS採用を導入した13社の成功例を紹介します。SNSの特徴も解説するので、参入するSNSの判断材料にお使いください。
また中小企業や個人向けの「SNSセミナー」の紹介もあるので、ぜひ最後まで見てくださいね。
SNS採用に利用しやすいSNSとその特徴とは？
まずSNS採用を開始するには、以下の3つに注目して利用するSNSを決める必要があります。
- 自社のイメージが伝わりやすい
- 求職者とつながりやすい
- 双方的なコミュニケーションがとれる
文章・写真・動画など各媒体ごとに伝え方の種類があるため、それぞれのSNSの特徴を理解して戦略的に利用しましょう。
ここからは、SNS採用に有効的な5つのSNSを紹介します。
2018年に実施されたTwitterの事業戦略説明会において、日本でのTwitter月間利用者数は4,500万人を突破したとの発表がありました。また総務省の調査では「Twitterを利用するユーザーの年齢別の利用率」も発表されており、10代が61.4％、20代が59.9％と高い数値であることがうかがえます。
学生や就職・転職を希望する年代と合致しており、TwitterはSNS採用に適しているといえるでしょう。
また他のSNSと比較したとき、Twitterの特徴としてあげられるものが以下3つです。
- 140字以内で継続的な発信がしやすい
- 拡散力がある
- 画像や動画を用いた投稿が目立ちやすい
こういったTwitterの特徴を理解して利用すると、企業にとっては求職者の人柄や普段の生活が、求職者にとっては企業の情報や就職活動のヒントが得られるといったように双方にメリットが生まれるSNS採用が可能です。
写真や動画を発信するInstagramは、10代・20代を中心に、自身の連絡先として交換するほど認知度が高いSNSです。
2017年、女性向けメディア・ローリエプレスを運営するエキサイト株式会社の調査では、参考にするInstagramの投稿内容として、コスメ・美容系が72.8％、スイーツ・カフェ系が65.9％と10～20代が回答。
このことから「インスタ映え」する投稿が注目を集めていることが分かります。
Instagramは視覚的に訴えやすいSNSなので、社内の雰囲気などを求職者に伝えるときに利用しやすいでしょう。
Facebookは海外を中心として大人気なSNSで、全世界のFacebookユーザー数が26億人を突破(2020年7月時点)しました。Facebookは本名での登録が必要なことから、日本ではビジネス寄りなSNSとして利用されることが多くなっています。
さらに、Facebookには求人を無料で掲載できるサービスがあるので、他のSNSを利用した求人広告よりも成約率が高まるかもしれません。
LinkedInは2013年のサービス開始以来、ビジネス用のSNSとしてユーザー数を伸ばし続けています。日本ではアクティブユーザー数が少ないものの、プロフィールから相手の経歴を閲覧できるので、効率的にSNS採用を進められるでしょう。
LINE
もはや誰もが個人的に利用しているLINEですが、企業ごとにLINEを登録しておくと求職者とのやりとりがスムーズになります。拡散力や情報提供のSNSというよりは、集めた採用候補者との連絡用に利用することで、求職者との関係値を高められるでしょう。
実際にSNS採用を成功させた事例
ここからは実際にSNS採用を導入し、さらに採用を実現した事例を13社紹介します。SNSの運用方法もまとめたので、ぜひSNS採用の参考にしてみてください。
少ない文字制限のなかでSNS採用を成功させた4社を紹介します。
日本オラクル株式会社
日本オラクル株式会社(@Oracle_JP_Saiyo)では、採用担当者が個人名を公開しています。さらに情報系のメディアとして、採用側の立場から就職活動のヒントを発信中です。
株式会社サイバーエージェント
株式会社サイバーエージェント(@ca_recruit_info)では、自社メディアや新連載などの情報を掲載。引用された投稿も拡散するので、会社の客観的な印象をTwitterからうかがうことができます。
GMOペパボ株式会社
GMOペパボ株式会社(@pb_recruit)では、SNS採用アカウントを立ち上げました。最近の投稿では、社内でのオンラインミーティング後に撮影したと思われる微笑ましい写真も。求職者にとっては、自分が入社したときを想像しやすいです。
インビジョン株式会社
インビジョン株式会社(@invisionDraft)では、就職活動や社内の様子に関するエピソードを4コマ漫画で紹介しています。投稿を固定場所にインビジョン株式会社の個人アカウントがまとめられているのも、求職者にとっては分かりやすくて嬉しいポイントです。
写真や動画を有効活用した2社を紹介します。
三井住友カード
三井住友カード(@smcc_recruit)では、社風や雰囲気を伝えるために社員の素顔を投稿しています。内定者紹介や内定アドバイスも投稿しているため、参考にする求職者は多いでしょう。
Hilton Tokyo
Hilton Tokyo(@insidehiltontokyo)では”ヒルトン東京の舞台裏を覗く”という設定でアカウントを運用しています。さまざまな職種の人にインタビューをしているので、実際に働く人の声を求職者に届けられています。
LINE
実際のLINEアカウントを2社分、紹介します。
Sansan新卒採用→https://page.line.me/aqz2718v
JT新卒採用→https://page.line.me/svp0335j
Live機能を活用したり社内情報を投稿内容に取り入れたりして、SNS採用を成功させた3社を紹介します。
ソフトバンク株式会社
ソフトバンク株式会社(@softbank.saiyo)は、新卒採用のためのアカウントです。ここでは新たな取り組みの発表や採用担当へのインタビューが公開されています。
スターバックスコーヒージャパン
スターバックスコーヒージャパン(@starbuckspartners)では、募集している職種の紹介だけではなく、実際に働いているパートナーの様子を載せています。ブランディングにも成功っしている、数少ない事例でしょう。
NTTドコモ
NTTドコモ(@nttdocomo.recruit)では、新卒採用チームがドコモの仕事内容を紹介するといった投稿が中心となっています。もちろん新卒採用の求人情報もあり、新卒採用に特化したWEBページです。
SNSの知名度はそこまで高くないものの、ブルーオーシャンを狙ってSNS採用を成功させた2社を紹介します。
メルカリ
メルカリ(@mercari-inc)では世界を視野に、全投稿を英語で対応しています。採用メールを送る以外にも、求職者を集めて定期的にミートアップを行っているようです。
エクスペディアホールディングス
エクスペディアホールディングスではアカウントを作成しているのみですが、LinkedInを通じて1万人以上のSNS採用を行っています。
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